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SDGs(企業の取り組み)ゴルフ場でできること

SDGsバナー

SDGs(エスディージーズ)という言葉を聞いたことはありますでしょうか。近年、テレビや新聞などのメディアによくみるワードだと思います。このSDGsは、世界共通の国際目標で多くの企業が取り組みをしています私たちのようなゴルフ場でもできるのか、調べ早速実行してみることに。SDGsの企業の取り組みとゴルフ場での取り組みをブログにしました。(2019年)

①ガソリン車から電気車に
②100円まかないでフードロス減
③ゴルフ(スポーツ)を通してSDGs推進
④ゴルフボール募金

2019年に湯田カントリー俱楽部がゴルフ場として日本で初めて外務省の認定を

受けました。(現在はページと受付停止されています。)

https://ycc.golf/information/news/p001928

SDGsとは

「SDGs(エスディージーズ)」とは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に国連のサミットで決められた、2030年までに達成すべき国際社会共通の目標です。

SDGs17の目標とは

17個の目標は以下の通り。

貧困や飢餓問題、気候変動等々、世界中で問題視されている火急の問題が包括的に挙げられています。

日本政府の取り組み

日本政府も積極的に取り組みを行っています。2015年にSDGsが採択された後,その実施に向け政府は国内の基盤整備に取り組み「SDGs推進本部」を設置。「SDGs実施指針」も決定しています。

SDGs 企業の取り組み

非常に多くの企業がSGDsの取り組みを行っています。

外務省HPでは100社以上の企業の取り組み事例が紹介されています。(※現在は新規企業を受付停止、ページも停止)

 

ゴルフ場でできるSDGs

世界でSDGsの輪が広がっている中、「湯田カントリー倶楽部でできることはなにか。」を早速考えて実行してみた。

★ゴルフカート(ガソリン車)の撤廃

GOAL7:「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」
GOAL13:「気候変動に具体的な対策を」
GOAL15:「陸の豊かさも守ろう」の3目標に対して取り組みをします。

湯田カントリー倶楽部では、カートが50台あり、その内28台がガソリン車です。その28台をすべて電気カート車に入れ替えることにしました。電気カートにすることでクリーンなエネルギーに。ガソリン車から排出されるCO2(温室効果ガス)を削減し、温暖化(気候変動)に対して、そして自然に対しても豊かさを守る動きができます。

新車ゴルフカート
電気カート(新車)

電気カート

ゴルフカート(ガソリン車)の燃料消費量

ゴルフ1ラウンドに消費されるガソリンの量は、1.5リットル。28台が365日稼働したと仮定して、年間15,330Lのガソリンを消費することになります。

ガソリン1L(リットル)あたりのCO2排出量は約2.3Kg
CO2排出量(単位:KG-CO2)= 2.3kg × ガソリン消費量(L)
=2.3×15330

=35,259(Kg)

(※1Kg-CO2は牛乳パックで表すと、約500本分の排出量に相当します。)

つまり、牛乳パックで言えば、35,259×500=17,629,500本のCO2が排出されます。)

植林効果換算してみる

CO2排出削減量をスギの植樹本数に換算する

X ÷ 14 = 植樹本数(スギ)
35,259 ÷ 14 = 植樹2518本(スギ)

植林効果換算:杉の木2518本分1本辺りのCO2吸収量を14kqで算出)
(※発電所のシミュレーションで記載する「環境貢献度」の一つ)

★フードロス対策

 

ゴール2:「飢餓をゼロに」
→持続可能な食糧生産システムの確保
ゴール8:「働きがいも経済成長も」
→資源効率の改善、経済生産性の向上、福利厚生
ゴール12:「つくる責任 つかう責任」
→フードロス対策

仕込みすぎ(飲食店で仕込みすぎた料理)、過剰除去(野菜や果物の皮を厚くむきすぎたり、取り除きすぎたもの)、食べ残し(作りすぎ、買い過ぎ、食べ物の好き嫌いなどで食べ残したもの)、直接廃棄(冷蔵庫に入れたままで消費期限切れになったり、調理されず、何も手がつけられずに廃棄される食品)などフードロスにも様々な内訳があります。

その中でも、仕込みすぎと直接廃棄の対策を取っています。

現在、湯田カントリー倶楽部では、「100円まかない制度」を設けています。この制度は、仕込みすぎと直接廃棄になる直前の食材(賞味期限内の食品)を積極的に利用したまかないです。このような取り組みをすることで、100円で食べられるということに加え、「もったいない」の意識付けもできます。安くて美味しいまかないは社員に好評を頂いています。(また、100円でタッパで持ち帰ることも推奨しています。)

まかない

12番目の「つくる責任 つかう責任」には「2030年までに世界の食料廃棄を半減する」という目標が掲げられています。少しでも目標達成に近づくよう、食品ロスの問題を社員に共有し、私たちでもできることを行っています。

 

★ランドリーバックの推奨

現在湯田カントリー倶楽部では、お客様にランドリーバックを推奨しています。今までは、脱衣場に使い捨て捨てのビニール袋の配布を行っておりましたが、現在は何度でも使えるランドリーバックを推奨することで、ビニール袋の消費を最小限にとどめております。また、ランドリーバックを推奨の掲示を脱衣場等に掲示することで、地球環境保護の啓発にもなります。

⇒ビニール袋=プラスチックの消費となります。

・製造工程でCO2など温室効果ガスの排出量が大きい石油製品からの脱却
・使用後、不適切な処理により生態系へ悪影響を及ぼす危険性(例:マイクロプラスチック)

ランドリーバック

★プラスチックストローの廃止

今まで2階レストランでは、ソフトドリンクを提供する際にプラスチックストローを添えておりましたが、現在ではプラスチックストローは廃止。またどうしてもストローが必要なお客様に限り、紙ストローを配布することとなっております。プラスチックストローの消費はゼロにしました。

⇒プラスチックストローに関しても、ビニール袋と同様に製造工程でCO2など温室効果ガスの排出や不適切な処理により生態系へ悪影響が懸念されます。

ストローの廃止

●プラスチックストローの廃止⇒紙ストロー採用

★トイレの蓋を閉める

トイレの便器のフタを閉めていただくように、下記のような啓発ポスターを掲示しております。便器の蓋を閉めることで、便座のヒーター(おしりが冷たくないように温くしてるやつ)の節電になり、CO2の削減に寄与することができます。蓋を閉める事によって、熱が逃げるのを抑える事ができ、それが電気の使用の節約になります。

節電すると、電気を使う量が減る⇒電気を作る為に使っている燃料を燃やす事など(火力発電とか、化石燃料等を燃やすと二酸化炭素が出てしまう)が減り、結果的に二酸化炭素の排出が減るという原理です

。温暖化の原因の1つに、二酸化炭素がオゾン層を破壊していると言われています。(余談ですが、一個の便器のフタを閉めることで、年間約18kgのCO2を削減でき、約940円の節約になるそうだ。)

⇒炭素燃料の燃焼による温室効果ガスの発生を抑え、
再生可能エネルギーを普及させて安定した電力供給を目指します

トイレのフタを閉める

「SDGs」企業の取り組みまとめ

今回、私たちは国連サミットで定められたSDGsに共感し、2019年からコツコツと様々なことに挑戦をしています。実際どのくらいの影響があるかわかりませんが、私たちのような小さな企業でも、個人でもSDGsを実践することはできると思います。小さな一歩と小さな積み重ねが大切ではないでしょうか。

私たちも17目標のうち、まだまだできることはあると思います。今後もSDGsを意識して行動していきたいと思っています。4月より48台の電気カートで皆様をお出迎えさせて頂きます。これからはゴルフのラウンド中に排気ガスを吸うことも、地球環境を気にすることもなくなりました。安心してラウンドして頂ければと思います。

読了ありがとうございました。私たちでもできる小さなSDGsでした。皆さんも是非身近なSDGs探して取り組んでみませんか?

 

==関連==

下記の記事も是非ご覧ください。

ゴルフボールで北海道に義援金【完】日本赤十字社寄託へ

2019/5/6追記

・SDGsの取り組みを毎日新聞にて取り上げられました。

・外務省のSDGs特別ホームページ(SDGs JAPAN Action Platform)に当ゴルフ場が掲載されました。(2019年6月)

外務省のSDGs 取組事例に当ゴルフ場が掲載されました

SDGs新聞

・当ゴルフ場の支配人が光市で開催された青年会議所主催のSDGsプレゼン大会に参加しました。

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